ウイルスと免疫とフコイダン

なるほど納得!フコイダン

Evidence 高分子もずくフコイダンエビデンス

総論 高分子もずくフコイダン研究~海産物のきむらや開発研究室の軌跡~

生活習慣病予防・疾病リスク軽減に関する研究成果

  • 抗がん効果(動物臨床)
  • 副作用軽減効果(ヒト臨床)

生活習慣病予防・疾病リスク軽減に関する研究成果

  • 痛風
  • インフルエンザ
  • 血栓症
  • 関節痛

快適な日常生活を送るための研究成果

  • 腸内環境
  • 二日酔い

What’s “Fucoidan” フコイダンとは?

  • 高分子もずくフコイダンとは?
  • フコイダン研究の歴史

Laboratory

  • フコイダン生産の独自技術の開発軌跡
  • 精鋭のフコイダン研究陣

Library

  • 学術論文
  • 特許出願
  • 学会発表
  • 共同研究
  • フコイダン通信
  • 動画資料

おことわり

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フコイダン生産の独自技術の開発軌跡

従来の技術では不可能だった高分子抽出

海産物のきむらやがはじめてもずくからフコイダンの抽出を行ったのは大腸菌O-157の抗菌性実験の時である。大腸菌O-157に抗菌性を示す有効成分を探索する上でもずく熱水抽出物に対して分子量の分画などを行い、ようやくフコイダンを同定するに至った。

フコイダンの精製には従来から知られていた電気透析、第4級アンモニウム塩を用いた精製法を試みたが、スケールアップが困難であることや食品で使用できない薬品を使用することなどの問題点があった。また、微生物を利用した研究にも取り組み、各地の微生物を収集した。微生物の持つさまざまな物質を分解する能力を利用してフコイダンの精製に応用する研究にも取り組んだが、食品で利用できる分解微生物を見つけることはできなかった。

このような実験室レベルでの試行錯誤を経て、スケールアップを行い、パイロットプラントにて抽出・精製技術の検討を行った。目標とする自然に近い状態の高分子フコイダンを得ようとするほどに粘度が強まり、生産工程に時間を要するようになった。逆に粘度を下げるよう抽出すれば低分子化や硫酸基の脱離が起こり、高分子フコイダンを容易に抽出することはできなかった。最終的には詳細に抽出条件をコントロールし、製造工程・品質管理をマニュアル化すること、さらには独自技術「ウルトラフィルトレーションF技術」を開発することでこれらの問題を解決し、一定の品質の高分子フコイダンを生産することに成功したのである。

動画資料

分かりやすいフコイダン研究のご紹介「海産物のきむらや~もずくの神秘に挑む~」は、
こちらからどうぞ。

海産物のきむらや開発研究室と鳥取大学、島根大学などとの共同で実施した研究において、抗がん効果、抗がん剤副作用抑制効果をはじめ、高分子もずくフコイダンがもつ生理活性作用についてわかりやすく紹介。

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